英雄伝説 創の軌跡
空の軌跡から数えて9作目が発売となり。前作(閃の軌跡Ⅳ)にてオズボーンと決着がついて、やっとカルバード共和国、レミフェリア公国、アルテリア法国などの東ゼムリア大陸に行けると思ったら、なんとまたクロスベルのお話でしたー!
え?まじ?皆知ってたの?そりゃまあ発売日まで情報はシャットアウトしてたけれども、発表した当時は東ゼムリアに行きます的な事、言うてなかったっけか。
と始めてすぐは「今回も話進まんなー」と思ってたものの、あらあら、中々面白いじゃないの。
と言う訳で、結局2周プレイして、100時間以上遊びましたとさ。
感想(ネタバレあり)
Cルートが良い
今回は、リィン、ロイド、Cと主人公ごとのストーリーを切り替えながら進めて行く方式だったのだが、新キャラだらけのCルートが予想以上に良かった。
スウィンがやれやれ系主人公だったので、また「ったく」と言う単語が連発されるのかと思いきや、そう言うお寒い単語はほとんどなく。しっかりとした文章で会話されてました。
また、仮面の主人公Cも凛とした喋り方で気に障る事もなく。いやほんと閃の軌跡の時はリィンやランディがとにかく「というか」とか「ったく」みたいなね、気に障る事を言いまくってたんですよ!もちろん今回も彼らはそういった言い回しをしてるんだけれども、前作よりは多少ましになってたよ。
で、このCルートで何が素晴らしいって、ラピスとナーディアが可愛すぎるんですよ。
言い回しや掛け合いの可愛さは歴代随一ではなかろうか。
なんと言うかロリコンのような性癖としてではなく、ミッフィーなどのキャラクターを愛でる感覚。
ラピスは人形が意思を持って動いていると言う設定なのだが、人間の事をあまり良く知らないものの、プライドだけは一流と言うのがテキストで上手く表現されており。くすっとさせられる事もしばしば。
至高の人形だけあって、プライドは超一流。だがそれがまた可愛い
あれ?このルートだけテキスト書く人、別?
夢幻回廊の導入は正解
今までのサブクエストやミニゲームなどを一か所に集めた場所。
本編では操作できないキャラクターや、旧作で登場したキャラクターも使えるなど。
中でもエピソードは物語の背景などをより深く知る事ができ、ストーリーRPGとしての価値をぐっと高めている。
尚、本来エンディングに含まれるであろう次回作に続く内容もエピソードにて。
後、本編からいつでもこの夢幻回廊に飛んで来れるってのも◎
本編以外の内容が一か所に集まっていると言うのは、想像以上に便利。
オタク度爆上がり
本編と独立させた夢幻回廊があるからって、結構好き放題やってるミニゲーム。
中でもシューティングゲームの「魔法少女まじかるアリサR」はヤバい。
コスチュームやセリフがもう…普通の人にはあまり見られたくないw
後、ミシュラムで水着になった女性キャラとデートするってのも、もはやエロゲーと思われても致し方ない出来。
リビングでプレイされる方はミニゲームをやらずにどうぞ。
総評
気になるテキストが大分減り、純粋にストーリーを楽しめました。流石に前作からのキャラクター設定までは変えられないので、気になるテキストもあるにはあるが、まあ許容範囲内。
また、新キャラクターも魅力的で、是非次回作でも主人公格として出てきて欲しいと思える程。また新しい組織が出てきたから、そこに絡んでくるとは思うけど。
ハイスピードモードも自在に切り替える事ができ、かなり快適。周回プレイには必須。
総じてユーザーフレンドリーになってたかと思います。
評価
★★★★