テイルズ オブ ベルセリア
結構評判が良いと聞いてたので久々にテイルズを。エクシリア以来やけど何の因果か主人公がまたもいのまたデザイン。かつては敢えて藤島テイルズばかりを選んでたのだが、エクシリアをやってからは「いのまたもいけるやん」となって、現在では特にこだわりは無し。
と言うか、藤島康介の絵は段々目が離れていってない?「ああっ女神さまっ」中期の頃が一番良かったような…この記事とは全然関係ないですが。
出会った敵とは必ず戦うと言う縛りを課してたとは言え、クリアーまで120時間程度。まさかメインストーリーだけでここまでボリュームがあるとは思ってなかった。今現在はクリアー後の隠しダンジョンをやってますが、既に150時間程になっております。そろそろ疲れてきたよ…。
感想(ネタバレあり)
戦闘が派手で面白い
まあどのテイルズもそうなのだが、ボタンを押すだけで技が出て、それが簡単に繋がっていくので爽快感がある。また技の種類も多く見た目も派手なので、戦闘を繰り返してもあきない。各ボタンに技を割り振る際、「おまかせ」を選ぶと勝手に色んな技を繰り出してくれるのも楽で良いw
ちなみに操作モードをAUTOにすると全て自動で戦ってくれて、尚且つAIもそこそこ賢いので、途中からはほぼほぼAUTOにしてました。
遊びの幅を広げる難易度変更
難易度はゲーム中にいつでも変更できるのだが、単に敵のHPや攻撃力に変化があると言うだけでなく、例えば難易度を上げた場合は、敵に耐性が発生する分、得られるアイテムが良くなったりとゲーム性そのものに変化が現れるため、プレイヤーの好みによって遊びの幅を広げる事ができる。トロフィーに影響が無いと言うのも◎
魅力的なキャラクター
テイルズは基本的にキャラクターゲーの側面もあるので、魅力的でないといけないのだが、今作は珍しく鬱陶しく感じるキャラクターがいなかった。主人公達がダークヒーローで綺麗事を言わないのが良かったのかもしれない。すーぐに斬ったり〇そうとしたりするからなw
尚、笑いのテイストも結構洗練されていて、クスっとさせられるシーンもしばしばあるのだが、世界観に全くそぐわないノルミン島とねこにんの里だけは、バンナムの悪ふざけと言わざるを得ない。
フィールド間移動が結構面倒くさい
まず、フィールドの広さに対して歩く速度が遅い。まぁサイドクエストをこなす事で歩くのは少しずつ早くなり、中盤を過ぎた辺りからは歩くよりも速いエアボードに乗れる(各地域で一定の条件を満たす必要あり)のでそれなりには解消されるのではあるが、それでもちょっと遅く感じる。
また、ダンジョンからの脱出と、各町へのファストトラベルにアイテムが必要なのもちょいと不便であるし、町以外のフィールドとなるとわざわざ船に乗ったり町から歩いたりしないといけないのも中々に面倒くささを感じる。
スクショが撮れない
龍が如く極でも書いたけど、このゲームも基本的にスクショは撮れません。ストーリーのネタバレを防ぐってのはわからなくも無いが、本当に衝撃的なのってオープニングだけやんか。ってか、トロフィー取った時くらい、スクショ撮れても良くないですかね。
令和の時代にSNS等で内容を伝え難いと言うのは、売上に悪影響なのでは。
そしてこのブログも文章が多くならざるを得ないので、疲れました。
総評
戦闘は要素てんこ盛りで全てを理解するのは容易ではないが、難易度調節やAUTO機能により理解していなくてもそれなりに楽しめる。
ストーリーに関しては、抜群に面白くてその世界に引き込まれてしまうと言う程ではないが、単なる勧善懲悪ではない大人向けのストーリーですんなりと入ってくる。ただ、すんなりと入ってくると言う事は、逆に言えば深みが無いと言う事でもあり、ずっと平均点を取り続けている感じでもあるのだが。
評価
★★★
とても丁寧に作られたJRPG。テイルズファンであればプレイする価値あり。
前作の評価を覆した功績は大きい。ま、どーでもいいがのw